第16番札所
東光寺
聖観世音菩薩
寺の創建は古く、室町時代の正長元年(1428)廣円法師によって開山され、江戸時代には多くの修行僧の学問所として宿坊があり、末寺も十指を超える名刹として近隣に知られていました。
ご本尊は不動明王で、本堂の左手には薬師堂があります。こちらに当山の聖観世音菩薩が安置されています。この観音様は隣接する境町若林の観行院に祀られていましたが、火災により廃寺となり、本寺である東光寺に祀られ守られてきました。観音様とともに札所も移されました。お厨子の裏側には黒い焼け跡があり、その名残りを今に伝えています。
◆ ワンポイントアピール
江戸時代、多くの修行僧の宿坊があり、末寺も十指を超える名刹
ご詠歌
つきかげの へだてはあらじ おいわかの
はやしのはなに ふくかぜもなし
はやしのはなに ふくかぜもなし
アクセスマップ
〒306-0645 茨城県坂東市長須1550