第21番札所

照明院

聖観世音菩薩

「かつて照明院は三反歩の境内地を持ち、冨田地域の鎮守、香取神社と隣接していました。記録によると慶安元年1648年徳川幕府より三石の御朱印を賜ったとあります。

明治初期の廃仏毀釈の影響で廃寺になりましたが、地域の人々の札所だけは続けたいという熱意から聖観世音菩薩様は公民館に移され現在にいたります。観音開帳の草創期のご詠歌には「聲明院」とあてられていた時期もありました。

また、冨田地域の台地の両側には東田、西田と水田地帯が広がりご詠歌の中にも「みのりの空に」と豊穣の願いが込められています。

ワンポイントアピール

水田地帯が広がり、ご詠歌にも豊穣の願いが込められる

ご詠歌

まつかぜの おともあらたに しょうみょうゐん

みのりのそらに ありあけのつき

アクセスマップ

〒306-0652 茨城県坂東市冨田