第03番札所
亀形山 延命寺 吉祥院
十一面観世音菩薩
興国4年(1343)義道和尚が地蔵屋敷という土地に地蔵堂を建てて祀り開かれたと伝えられています。寛文4年(1664)に検地が行われ現在の地に移りました。本尊は不動明王。文化9年(1812)の大火では山門を残し全ての伽藍が焼失しました。
観音霊場開設当初は道全院が札所でありましたが明治の廃仏毀釈により廃寺となり、本寺である吉祥院が札所となりました。ご詠歌にはその名残があります。
明治時代には猿島郡役所や旧境小学校の建物として本堂が利用されました。礼盤は茨城県の文化財に指定されています。
◆ ワンポイントアピール
興国4年(1343)義道和尚により開山
ご詠歌
ゑどをいとひ じょうどにかのふ どうぜんゐん
さかいのかはを わたるひとびと
さかいのかはを わたるひとびと
アクセスマップ
〒306-0400 茨城県猿島郡境町新吉町974