第26番札所
寿亀山金剛寺 自性院
十一面観世音菩薩
東寺宝菩提院の亮印が自性院に於いて、時の住職安智に灌頂を行った記録により、永正13年(1516年)をもって中興開山としています。
江戸時代の寺格は中本寺で、九ケ寺の末寺を有する一方、常法檀林として僧侶育成の役割を持った地方の中核寺院でした。
本堂は江戸時代の建築様式を伝える大伽藍で、長坂猪之助友恒作の双龍と迦陵頻伽の彫刻、また外陣天井一面に描かれた田川一崇の筆による龍の水墨画も歴史的価値が高いものです。
本尊は不動明王で、毎年元朝には除夜の鐘と共に護摩供が厳修され善男善女参拝で賑わいます。
真言宗智山派に属し、総本山は京都東山にある智積院です。
◆ ワンポイントアピール
大伽藍の本堂と龍の彫刻、墨絵が圧巻
ご詠歌
あしあとを たづねてここに またてでら
こゝろのこまに たづなゆるして
こゝろのこまに たづなゆるして
アクセスマップ
〒306-0605 茨城県坂東市馬立593-1